10年飲食業界にいましたが、あるお客様がきっかけでIT業界に転職しました。その後そのお客様との繋がりもなくなり再び接客業をしようと考えました。なんとなく眺めていたパソコンの画面にたまたま沼島の地域おこし協力隊の募集が映り興味を持ちました。

引越してきてすぐのときは「さすが漁師さんのまち、夜は早いなあ」と思いました。その後、運よく様々なご縁があり最近では頻繁に地域の方から声を掛けて頂けるようになりました。買い物の面では、かつての離島の暮らしとは変わり多種多様なものがインターネットで購入もでき不便さはほとんど感じません。

沼島総合観光案内所「吉甚(よしじん)」を中心に観光案内業に従事しています。沼島も過疎化により人出不足が進んでいます。ガイドマップに掲載の道の中には草や木、竹などで通行できない箇所もあります。観光案内業とはいえ、まずはガイドマップと実際の道との一致を目指し草刈りなどにも力を入れています。また、将来の起業に向けても活動を始めるところです。

飲食業の経験を活かし、まずは飲食店を開きます。つぎに、その飲食店を拠点にいくつかサービス業を考えています。やり方次第では沼島は都会よりもビジネスチャンスがあると感じています。