12月10日(木)、築100年以上の古民家を再利用し、古民家カフェとして運営する「ふくカフェ」にて、
移住者交流会を開催しました。当日は守本市長をお招きし、南あわじ市へ移住した10名の移住者と
ゲストスピーカー2名を交え、意見交換を中心にプログラムを展開しました。



まず初めに行われたゲストスピーカー2名による移住者トークでは、会場を提供していただいた、
ふくカフェオーナーの樫本さんと、現・南あわじ市地域おこし協力隊の黒川さんが登壇。
移住のきっかけと淡路島での活動の様子や、これからの目標を語っていただきました。
それぞれの強みを生かし、淡路島の魅力を発信するお二人の姿に、

みなさん、とても刺激を受けている様子でした。

続いて、参加者による自己紹介タイム。移住のきっかけだけでなく、
みなさんには「私の田舎の楽しみ方」というテーマで、島暮らしの様子も一緒に語っていただきました。
自然や食の豊かさだけでなく、“人の温かさ”について語る方も多く、
都会にはない、田舎ならではのコミュニケーションから生まれる心の豊かさについても、強く感じられている印象でした。


自己紹介が終わると、いよいよ市長との意見交換会がスタート。
南あわじ市民として感じる生活面での困りごとや疑問、要望などが市長へ伝えられました。
コミュニティバスの効率化や教育に関する希望、また、地域行事で感じる疑問や
空き家バンクの活用方法など、移住者ならではの意見が討議されました。
その後も、時間いっぱいまで意見交換が行われ、移住者交流会は大盛況のうちに閉会。
改めて、南あわじ市の魅力や課題が見えた交流会となりました。

今年は、コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、少人数でのイベント運営となりましたが、
みなさまの予防対策へのご協力のおかげで無事に開催することができました。
今後も、コロナ禍のいち早い収束を願いつつ、移住を希望される方にとって有意義なイベントを企画して参りますので、ぜひお気軽にご参加ください。